台湾観光に向かう大陸住民の数がこのほど激増していることから、台湾当局は受け入れ人数の上限を調整することになった。
台湾の主管部門の責任者謝立功氏は、メーデー前の大陸からの観光客受入れ人数の毎日の上限を3000人から7200人に増やすことを明らかにした。
主管部門の統計によると、台湾観光に向かう大陸住民がますます増え、4月15日だけでも5379人に達し、これは上限だった3000人の1.8倍となっている。そしてこれからの1週間、大陸からの観光客は3万人に上ると見られ、1日平均4100人に達する見込み。
しかし、謝立功氏は「上限人数の調整はこれから2週間の観光客の激増に対応するためだ。年平均の1日の受入れ上限人数はなおも3000人としている。これへの調整は今後の状況を見て行う」と述べた。
(中国国際放送局)
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