四川大地震発生1年後にちなんで、中国駐在日本大使館は8日午後、復興援助に関する記者会見を行い、片山和之経済公使が出席した。
記者会見の目的について、片山公使は、被災住民にお見舞いの意を伝えるとともに、今までの援助状況を振り返り、今後も協力を強化する意向だと語った。
片山公使によると、地震発生直後から、日本政府は、あわせて10億円相当の支援金と援助物資を提供し、また日本政府だけでなく、国際交流基金や日本企業も、中国側と積極的に協力して支援や協力活動を行っているということだ。
今後の支援について、片山公使は、倒壊した学校や病院を引き続き再建するとともに、耐震構造などでの技術協力や、心のケアに重点を置いて復興活動へ協力していきたいと表明した。
さらに片山公使は中国政府が地震発生後から被災地の現状を非常に重視し、復興支援に取り組んでいることに対し、賞賛の意を示した。
(中国国際放送局)
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