新華社東京特電　

　中国と日本が共同で製作したアニメ『三国演義』が１７日、東京で完成した。 　

　アニメ『三国演義』は全部で５２話、１話当たり２５分のもので、三国時期の劉備、曹操、孫権をはじめとする３つの勢力の入り組んだ戦いの物語を再現し、「三顧茅廬」や「赤壁之戦」などを含む。 　

　このアニメは中国初の高画質アニメ連続ドラマである。中日両国の製作者は原著に忠実な上、中国人専門家に人物性格や服装などに関する提案を聞き、４年間で完成させた。 　

　アニメ『三国演義』は中国中央テレビ局（ＣＣＴＶ）及び４００余りの地方テレビ局で放映され、これからは韓国やイタリア、タイなど４０余りの国や地域へ輸出される見込みだ。