大阪からの動物友好大使であるカリフォルニアシーライオン、シシオザルが今月下旬に上海動物園に移送され、上海と日本の動物交流の橋を築く。上海動物園、大阪市天王寺動植物園の動物交換式が3日午前、上海動物園で開かれ、大阪は3日の式で、上海動物園にカリフォルニアシーライオン1頭とシシオザル2対を贈ると表明した。
今年、上海に来るカリフォルニアシーライオンは、アメリカ・カリフォルニア北部からメキシコ南部までの海域に生息し、昼間は海の中で過ごし、夜には岸で眠る。聴覚、嗅覚は鋭く、寿命は25−35年である。シシオザルはスリランカとインドに生息し、名前の由来は、顔の周囲に鬣状の灰色の体毛が伸びており、尾の先端には房状の体毛が生えているためだ。シシオザルは、植物の若い枝葉・果実・昆虫と鳥の卵などを食べることが好きで、寿命は約23年である。
(編集:毛玉潔)
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