新華社北京発
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が19日に「固定資産貸付管理暫行弁法(意見募集案)」を配布し、固定資産貸付の経営・管理強化、銀行業金融機構の固定資産貸付業務の経営行為の規範化について管理弁法を提出し、公開で意見を求めていた。
社会各界は09年6月16日までに手紙、eメールまたはファクシミリなどの方式を通じて関連意見と建議を銀監会に伝えることができる。
同弁法は貸付の全過程管理と使途管理を強化し、従来の商業銀行貸付管理パターンの転換と商業銀行の貸付資産管理の精細化を目指す。
貸付資金の支払い方式について、「貸し手による支払い」と「借り手による支払い」に分けられる。固定資産貸付で貸付金額が投資総額の5%または500万元を超える場合、原則的に貸し手による支払いを採用すべきだ。
貸し手による支払いとは貸し手が貸付を借り手の取引相手に支払う方式であり、支払い過程を簡素化し、借り手の貸付流用を避けた。目下、この支払い方式は国際上で幅広く応用され、国内の一部銀行も実践中だ。
弁法の実施は貸付管理における抜け穴を埋め、貸付流用の操作コストを増加し、更に貸付流用のリスクを軽減したと銀監会の担当者が語った。
弁法は立法を通じて国内外商業銀行の固定資産貸付リスク管理の良い手段を法制化軌道に乗せ、銀行業のリスク管理の長期的な制度になったと同氏が明らかにした。
|