ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>社会
 
北京在住の職人、千羽鶴で地震被災者の幸福を祈る(写真集)
2009 -5 - 14 9:06

 北京市在住の民間職人・姜文涵さん(43歳)はこのほど、四川大地震被災者を励ますための千羽鶴の紙彫刻作品を披露した。

1E4N3579.jpg

 この作品は999羽の紙でできた小さな丹頂鶴からなり、長さ512センチ、幅48センチ。鶴の一羽一羽は描く、伸ばす、切る、抑えるなど20以上のプロセスが必要で、姜さんが夫婦で150日間、毎日15時間近くかけて完成させたもの。

 姜さんは黒龍江省海倫市の生まれで、去年6月、北京で学ぶ息子と暮らすため、妻と一緒に北京での借家生活を始めた。住居でもあるアトリエは旧市街地・東四の胡同にある18平米の平屋。姜さんは地元中学を卒業後、家族の反対を押し切って、美術作品の創作に専念することを決意し、2005年からは紙彫刻を始めたという。

1E4N3597.jpg

 作品を絶対、売りに出さない姜さんは、「丹頂鶴は聖なる鳥だ。四川大地震の犠牲者たちを供養し、生き残った人たちに勇気を出して生きていくよう励ましたく、この紙彫刻を創作した」、と思いを語った。

(中国国際放送局)

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください