新華社北京
記者は中国衛生部から得た情報によると、国家必須医薬品制度の構築と実施を速めるために、「国務院深化医薬衛生体制改革指導グループ」はこのほど、国家必須医薬品プロジェクト委員会を成立させ、国家必須医薬品制度の構築における関連政策問題の解決に協力することになる。
紹介によると、国家必須医薬品プロジェクト委員会は中国衛生部、国家発展改革委員会、工業と情報化部、監察部、財政部、人力資源と社会保障部、国家食品薬品監督管理局、国家中医薬管理局等部門からなる。プロジェクト委員会の主任は衛生部の主な責任者によって担任され、委員らはそれぞれ関係部局の関連指導者によって担任される。
プロジェクト委員会弁公室は衛生部に設けられ、プロジェクト委員会の日常業務を引き受ける。弁公室主任は衛生部の同業務の担当者によって担任され、成員はそれぞれ関連部局の司局クラス指導者からなる。各部局は同時に処級幹部を確定して連絡員を務め、本部門の協調連絡事務を引き受ける。
「医薬衛生体制改革の短期重点実施方案(2009〜2011年)」により、中国はこれからの3年間、基本的に国家必須医薬品制度を構築、国家必須医薬品リストの選別調整管理メカニズムを構築、国家必須医薬品選別と管理方法を制定、必須医薬品リストの定期的調整と更新を推進する方針だ。
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