7日の上海市の最高気温が30℃に達した。これからの3、4日間、33度も現れるかもしれない。このままでは、今年の「夏入り」の日は目前に来たのかもしれない。これは上海市のこの百年で一番早く「夏入り」する日の記録を更新することになる。　

　4月は、世界的に気候温和なところも、すべて35℃以上の暑さに見舞われ、気温の記録が更新されている。暑い天気がこんなに早く来るのは、地球がある炎熱な夏を迎えることを示しているのか。世界の気温を予測するイギリス気象局が明らかにしたところによると、今年の夏は確かに暑くなり、１年の平均気温から見ると、2009年は人類が気象記録を取り始めて以来、一番暑い５年の中に入る可能性がある。

　4月、各国の気温記録が何度も更新　4月、もともとは暖かい季節であるはずであったのに、ドイツ・インド・アメリカなどは暑さに見舞われ、気温記録が何度も更新された。

　インドでは、普通にはない暑さが東部と北部など大部分の地区を襲い、多くの地区の気温は41度〜47度の間に上昇した。4月30日まで、現地では72人が暑さで死亡した。アメリカ・カリフォルニア海岸も普通ではない暑さに襲われた。4月20日、ロサンゼルスの平均気温は、新記録の38度に達した。　　　

　ヨーロッパでは、ドイツ気象局が発表した天気データによると、120年以来、ドイツの平均気温が一番高い4月となり、平均気温が11.9度に達し、４月の正常な平均気温より4.5度も上がった。　　 　

　このままでは、上海は今週に「夏入り」　上海では、もしこれから天気がこのまま続けば、今年の「夏入り」の日は目の前と言える。　

　6日、上海の最高気温は29度に達した、前の予測より高かった。6日の天気は、すでに初夏の感じである。街では、8、9割の市民がTシャツ、ミニ?スカートに着替え、夏の雰囲気がたっぷりだった。　

　「もし今週に『夏入り』するとしたら、上海は百年で一番早く来る夏を迎える」と、上海気象局首席サービス官員が語った。　　 　

　今年の夏、世界中が暑いかも　　

　5月に入ったばかりで、世界各地の気温記録が更新された。これは私たちが炎熱な夏を迎えるということを意味しているのか。イギリス気象局の予測によると、世界的範囲からみると、2009年は人類が気象記録を取り始めてから一番熱い５年の中に入るかもしれないという。　　

　イギリス気象局の気象予報員は、「我々の予測によると、世界中の気温が上昇し、それに各地の降雨モデルが変わった。このため、これからの１０年間、高温の天気の発生率がどんどん多くなる」と話した。

　予測によると、世界的範囲から見て、今年の夏はめったにない炎熱な夏であり、ちゃんと避暑の準備をするほうがいい。2009年は、2005年以来一番暖かい一年であるかもしれない。予測によると、世界の平均気温が長期の平均気温より0.4度高くとなり、人類が気象記録を取り始めて以来一番暑い５年の中に入るという。

（編集　王ロヨウ）