A型インフルエンザ(H1N1)の感染防止に備え、中国各地、各部門は引き続き、感染防止と抑制に取り組んでいる。
河南省は検査技術者100人に対し、2日間にわたる研修を実施したほか、45人からなる臨床専門家グループを結成した。
チベット自治区は観光シーズンに入り、一日当たり海外から900人の観光客が押し寄せ、しかも、その人数は毎日20%ずつ伸び続けている。このため、チベットの検査検疫機構と関連部門は緊急態勢に入っている。
甘粛省には6つの国レベルの感染監視病院があるほか、各市、県の指定病院もすべてA型インフルエンザ(H1N1)の監視先にリストアップされた。
このほか、青海省や山西省でも緊急対策案を制定し、患者の受け入れに備えている。
(中国国際放送局)
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