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江蘇省:17人の医学観察者に異常見られず
2009 -5 - 6 9:08

新華社南京

 江蘇省衛生庁応急弁公室は5日午後、通達を出した。同通達により、江蘇省では新型インフルエンザ(H1N1)の濃密接触者17人は医学観察に入っている。現時点に医学観察者に異常が見られない。同時に江蘇省の各地衛生部門は全面的に新型インフルエンザの予防・制御作業を強めている。近く緊急時対応の演習及び予防活動への監督活動を展開する計画で、全面的に各措置の実施情況を見定めるのが狙いだ。

 5月4日、蘇州市衛生部門は上海側の協同調査通達により、中国香港で新型インフルエンザと確認されたメキシコ籍の感染者と同じ便に搭乗した中国東方航空のMU505便の上海〜香港の外国籍人士1人に対し、医学観察策を取っている。この時まで江蘇省では新型インフルエンザ(H1N1)の濃密接触者17人はそれぞれ南京、無錫、常州、蘇州、連雲港、塩城等地域で隔離され、医学観察に入っている。同17人のうち、外国籍人士は6人、中国大陸部の住民は10人、中国香港住民は1人だ。  

 濃密接触者の医学観察期間は7日間で、最後に新型インフルエンザと確認された感染者と接触した時間から計算し、5月7日に終了する見込み。医学観察に入る前に専門的な衛生員は被観察対象に新型インフルエンザ(H1N1)に関する予防知識及び注意事項を伝え、同時に流行病学の調査を展開、その詳しい活動情況を見定める。医学観察期間中、医務関係者は観察対象に毎日数回も体温を測量、健康調査を行い、観察記録フォームを書き込む。

 もし、被観察対象に発熱といった異常な臨床症状があれば、保護措置のある条件下に指定医療機関に移転されて隔離治療を受けながら、標本をも採集してテストを行う。医学観察活動に参与する医務関係者は既に厳格に個人保護措置を整備している。                  

 
 
 

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