4日は「五一」休暇後の初通勤日である。上海市疾病予防・コントロールセンター主任の呉凡氏は、4日午後の上海市政府記者会見で、公共場所では常態的に消毒措置を採り、大規模な突撃消毒はせず、市民たちは科学的にマスクを付け、自己我予防してほしいと話した。
今回の新インフルエンザの情況はSARSの時期とは違い、中国では新型インフルエンザの患者はこれまで1人もいない。現在は準備段階で、採るべき措置はすべて予防措置のため、常態的な予防措置に属する、と呉氏が解釈した。
上海の公共場所には日常的な消毒施設があるため、現在はいつも通りにし、集中的な突撃消毒はしない。予防措置は、疫病情況の発生と発展段階により進め、法律的、科学的な原則を厳しく貫徹して実行するという。
我が国は、研究製造に成功したばかりの快速検査剤は1日に上海に運ばれ、疾病コントロール部門で使用し始めたという。
(編集 王ロヨウ)
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