上海万博事務協調局副局長陳先進氏は17日午前、中国2010年上海万博の運営について、日本の『Meeting
Business』誌副編集長の野崎正紀氏の特別取材を受けた。
陳氏が取材に答えたところによると、上海万博の運営活動は多くの来場者数、大きな交通圧力および熱い天候などさまざな挑戦に直面している。今年上半期に、上海万博は運営の全体計画をすでに完成した。来年は運営活動の重要な1年だ。万博組織者は「人間本位、安全第一」をガイドラインにして、「安全、秩序が守られ、便利で高効率」の四つの目標達成に力を入れる。
上海万博が残すものはと聞かれ、陳氏は「物的遺産以外でも、上海万博は精神的遺産を残す。それは世界に対し都市化問題に注目させることだ。上海万博はどのようなシティーライフが生活をより美しくするか?どのようなライフスタイルが都市をより美しくするか?どのような都市発展モデルが地球をより美しくするか?という三つの課題を重点に検討する。上海万博は国際社会の共同の関心に期待している」と述べた。
関係者によると、日本最大の旅行社グループJTBの四半期刊『Meeting
Business』は、文化交流の専門誌である。来年1月発行する第21期の同誌は「交流文化都市――上海の飛躍」をテーマにして、上海万博の準備活動および上海観光事業の発展現状を紹介する予定という。
(編集:曹 俊)
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