20日付万博ネット:日本の大阪府議会副議長の西村晴夫の率いる大阪府議会中国友好訪問代表団が20日、上海万博局を訪問した。上海万博国内出展作業顧問の黄耀城氏が、上海万博の進展、ベストシティー実践区、万博が上海の都市建設にもたらした変化などについて代表団の代表達と交流した。
黄氏は「これまでの万博では、1970年の大阪万博の見物客数が一番多く、さらに施設の一部は継続的に利用され、国の経済発展に大きな影響を与えるなど、上海万博の良い参考例である。上海万博は市内で開かれ、万博を通じて、上海の旧市街の改造や産業構造の調整ができるように期待している。2010年に、上海は12路線の鉄道交通路線がすべて完工し、長さは400キロに達する。万博は上海の都市建設のスピードを速めている、と語った。
さらに黄氏は、上海万博の主な新規プロジェクトである「ベストシティー実践区」を紹介した。これまでの万博では、国と国際組織を出展の本体としてきたが、上海万博は「ベストシティー実践区」を建設し、世界の都市30カ所の最適実践例の出展を誘致する。それぞれの暮らし、仕事、レジャー、交通などの総合的な内容で構成され、これまでの機能で将来の都市発展の参考となり、リードできる例として、見物客が将来の都市のより良いライフスタイルを体験できるようにさせたい。自薦の締め切りは2008年1月31日で、大阪府の申し込みを楽しみに待っている。
西村氏は、黄氏の紹介に感謝の意を表わしながら、大阪府も2010上海万博を参加をどのようにするか検討していると語った。また、ベストシティー実践区に興味を持っている。大阪は上海と友好都市であり、1970年の万博と1990年の国際花と緑博覧会を開催しており、イベントの主催経験を生かして、上海万博を援助したいと述べた。20日、代表団の一行は上海万博企画展示場を見学し、万博の企画、レイアウトを把握し、万博ビル屋上で建設中の万博エリアを俯瞰した。
(編集:ルシ 写真:上海万博ネット)
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