20日午前、上海市政府副秘書長、上海万博局局長の洪浩氏は、日本衆参両院の上海万博支援議員連盟事務局長の木俣佳丈氏一行と会見した。双方は日本が上海万博を支援することなどについて交流を行なった。上海万博局副局長の朱咏雷氏が会見に同席した。
洪氏は上海の万博準備活動を説明し、「現在、万博センターは着工した。中国館、テーマ館のデザインも順調に進んでいる。また、入場券、税関など運営活動も着手し始めた」と述べた。
木俣氏によると、日本の愛知万博に参加したボランティアの多くは、上海万博にも貢献したいと語っていて、議員連盟は大阪、愛知および横浜など3都市のボランティアを組織して、上海で交流することを考えている。それに対し、洪氏は「良い提言であり、上海はボランティア交流団の到来を歓迎する。上海は万博で、15〜17万人のボランティアを募集する計画だ。ボランティアをどう組織するかでは、愛知万博の成功経験を十分に吸収する」と述べた。
木俣氏は、日本が日中の協力で2010年上海万博を順調に進めることを楽しみにしている。日本は上海万博の組織者と万博開催の経験を分かち合いたい。汚染減少、環境保護の強化、高温問題の解決と交通渋滞などにおいて、上海に献策したいと述べた。
日本の衆参両院の上海万博支援議員連盟は2006年末に設立した。日中友好議員連盟会長、元外相の高村正?氏が会長を担当し、現在、150人以上の議員が参加ている。日本で初めて、国会議員が自国以外のイベントを支援するもので、議員連盟は日本政府と各界が上海万博を積極的に支援し、上海に愛知万博の経験を提供し、地球を愛し、「自然の睿智」という理念を続けることを目差している。
(編集:曹 俊 写真:万博ネット)
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