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日本の動き
 
周漢民氏 ヘルメット姿で、万博会場の建設現場を訪れてください
2007 -4 - 10 10:33

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上海万博局副局長の周漢民氏(右)、三菱商事(上海)の現任董事長、総経理の小西正秀氏(右から二人目)と新任董事長、総経理の山口力氏(左)

 

9日、三菱商事(上海)総経理の交代にあたって、上海万博局副局長の周漢民氏は三菱商事(上海)の現任董事長、総経理の小西正秀氏と新任董事長、総経理の山口力氏ら一行と会見し、どのような形で2010上海万博に出展するか検討した。

 

まず、周氏は上海万博の準備活動の進展を紹介した。周氏によると、これまで、112の国と15の国際機構、計127の国と国際機構が上海万博の参加を表明した。2010年万博ベストシティー実践エリアも基本的に案が煮詰まり、国際選定がまもなくスタートする。ベストシティー実践エリアの場所は、万博会場の浦西Eゾーンにあり、敷地面積が12ヘクタールである。国連ハビタット、世界銀行、経済協力開発機構、国際展覧局、アジア開発銀行、世界都市連盟、一部の都市市長、中国科学技術部と建設部の幹部および上海万博局からなる国際選定委員会が選定され、20〜30の最優秀案を選出して展示する予定だ。25、26日に、初めての選定会議が上海で開かれることになった。日本の東京都と阪神地区がベストシティー実践エリアに非常に興味を示している。

 

また、万博会場のDエリアで、16の企業館を建設する。周氏は三菱商事の参加を要請した。周氏は2010年万博の計画と建設、プロモーションの現状も説明した。三菱商事(上海)がこのビジネスチャンスをきちんとつかむことができ、日本国家館が一流の国家館として建設されるよう貢献することを期待していると述べた。

 

小西氏は周氏の詳しい説明に感謝した。小西氏は「上海万博に参画できるのは三菱商事の願いだが、現在、日本政府と日本企業はどういう形で、もっとも良い方式で、2010年上海万博に出展することを検討している」と語った。この後、新任董事長、総経理の山口氏を紹介した。山口氏によると、今後、上海万博との協力方法をよく考えて、上海万博に参加するようにする。2010上海万博が必ず成功すると確信している。なお、周氏は山口氏に対し、オフィス業務だけでなく、ヘルメットと作業靴を用意して、万博会場の現場を訪れてくださいとユーモアで提言した。周氏の提言に、ヘルメットと作業靴を、さっそく町で探すと対応した。

 

最後に、周氏は、双方は新しい分野でよく協力するようにしたい。三菱商事(上海)が新任董事長、総経理の山口氏の指導で、ますます発展するよう期待していると述べた。

(曹 俊 写真も)

 
 
 

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