万博ウェブ10日付ニュースによると、2010年万博は万博の歴史上の出展国・国際組織数の記録を破り、上海は優れたサービスを万博期間に一貫して出展者にアットホームな感じをさせる…。10日の午後、全人大代表・上海万博局局長の洪浩氏は、東方ウェブの全国両会北京ライブスタジオに入り、2010年上海万博の準備・普及・サービスという問題について、ネットサーファーたちとオンライン交流をした。

　2010年万博出展新記録までに、すでに196の国と国際組織から出展の意向を得たという。洪代表が明らかにしたところによると、万博の歴史的な出展国数の最高記録は2000年のドイツ・ハノーバー万博で、177の国と国際組織が出展したが、2010年上海万博はこの記録を破るに決まっているという。

より良い都市　より良い生活」が世界の注目

　2010年上海万博はどんな独特な点で、こんなに多くの国・組織を引き付けたのだろう。これに対し、洪代表は三つの文でまとめた。一つ目は、2010年万博は初めて第3世界の国で開催され、相当な数な第3世界の国と先進国から注目を浴びた。二つ目は、中国の国力が継続して強くなっており、世界中が中国を信じて、中国開催を望んでいた。三つ目は大切な原因として、「より良い都市　より良い生活」というテーマは世界中が関心を持っている問題であるため、世界が広く対応したためだ。

香港・マカオが独特な魅力

　2010年上海万博では、香港・マカオの特別行政区はどうのように魅力を現すだろう。香港・マカオは出展に強い熱情を示した。洪代表によると、香港特別行政区は最初に都市テーマ陳述を申し込んだ地域であり、展覧館も緻密に計画しており、展示の内容で、「より良い都市」というテーマを十分に表すという。

　洪代表によると、マカオ特別行政区が提出した「ベストシティー実践区」という案は生き生きとして、マカオが都市の古い市街区の改造をする際、どうのように優れた歴史都市文化を発揮・保護するかということを体現した。

社会各階層に万博をよく知らせる

　今後2年間の宣伝について、洪代表は、「まずは宣伝範囲を広げ、万博宣伝を小学校から大学まで、党校・行政学院まで広げ、社会の各階層がより万博を理解するようにする。次は、宣伝を深めることだ。より多くの市民に万博の国に対する歴史的な深い意義を理解させるのだ。最後は、万博の宣伝を出展募集と結びつけ、より多くの見学者を引き付けるべきだ」と語った。

人代会で「海宝」人気

　全国人民代表として、洪氏は北京の会議を出席する時も万博のマスコット「海宝」を携帯していた。洪氏は微笑みながら、「人代会の休憩時間にも、人気の海宝は多くの代表に求められたため、全部応じられなかった」。

　洪代表によると、「海宝」は、2010年上海万博の「人間を基本に　調和社会を作ろう」という核心的内容を解釈したものだ。「海宝」の水色の皮膚は、上海の都市精神を反映し、美への憧れを示した。万博産業の一部としても、「海宝」は無限のビジネスチャンスを作るのだという。洪代表はまた、東方ウェブが2010年万博の宣伝に多くの傑出した貢献を尽くしたと、感謝を示した。

（実習編集：王　燕華）