上海市第１３期人民代表大会第１回会議が24日午前、上海展覧センター中央ロビーで開幕した。上海市市長の韓正氏が上海市人民政府を代表して大会に政府工作報告をし、中国2010年上海万博は国家が主催し、上海が担当する世界的イベントとして、上海の科学的発展を実現する重要な契機となる。これからの一時期の上海発展の大事な推進力である。万博を順調に開くということは、光栄な使命、重大な責任、難しい任務である。上海は必ずこの万博のチャンスをしっかり捉えて、共産党中央、国務院の指導の下で、万博組織委員会の統一的な配置の下で、国家関係部門と各省区市の支持と協力により、各地方の智恵と力を集めて、共に万博を順調に開催する。

　韓氏は「政府工作報告」で提起した点は、科学的かつ勤倹に、清廉に、安全に万博を開き、万博エリア全体計画と準備作業全体計画の要求にしたがって、現有の建築と施設を十分に利用・改造し、万博エリア内の基礎施設と会場の建設を速める。「より良い都市、より良い生活」という万博のテーマを表現して、科学技術、生態、文化、人文理念を準備作業の各方面で貫き、各種の表現形式と展示方法をよく使い、真面目に各種のテーマ表現活動を計画することである。国際・国内展示参加事務をしっかりやり、各参加者との交流と協力を強め、200の国と国際組織を展示に参加させることに努力する。

　同時に、上海はすべての局面に立脚し、万博の効果を十分に発揮させる。より良い条件を作り、全国で万博を開くという大きな舞台を作る。より大きな範囲で万博の効果を拡大する、兄弟省区市とともに万博を開き、もたらされる発展のチャンスと成果を共有する。市民全体が万博に興味を持ち、参加する雰囲気を作り、都市の文化内容、市民の素質と国際化のレベルアップを促進する。万博に後続効果を発揮し続け、万博エリアと会場を十分に利用して、「より良い都市、より良い生活」というテーマを上海の将来の発展の中で継続するようにしなければならない。

（編集　王ロヨウ）