万博ネット5日付ニュースによると、華君鉾氏を始めとした上海市政府万博事務代表者団体の一行が3日、エジプト国際展覧局理事長のシャリフ-ラム氏と会見した。双方はエジプトの上海万博参加について深い討論を行った。
華氏は、エジプトは文明大国であるうえ、長い歴史と絢爛たる文化を持つ国である。また、近年は都市の発展においても著しい業績も上げた。上海万博ではこうした素晴らしい面を是非とも存分に展示してほしいと述べた。また、エジプトが早いうちに展示総代表を任命し、展示する都市とテーマの説明をできるだけ早く提出してほしい、と華氏は表明した。
サラム理事長はエジプト政府が上海万博参加を重視していると話した。今回出展はエジプト古代文明と都市の現代化発展の成就を展示する良いチャンスであり、現在、エジプト側は展示参加のための準備に急いでいるとした。
そのほか、世界銀行は上海万博のベストシ実践区にエジプトの2大都市ーーカイロとアレキサンドリアを推薦したという。アレキサンドリアは、都市計画が優れていることで有名になった。一方、カイロは古い街の改造と旧跡の保護などの面で顕著な成果を挙げている。現在、エジプト側はこの2大都市が入選できるよう、各種資料を整理し、入選を目指して努力しているという。
華氏一行は、エジプト国際展覧局役員と共に歴史的に名高いカイロを見物した。街の古い城壁と住宅地を修復し、ゴミの山を改造して中心公園を立てるなどといったプロジェクトは、中国側に深い印象を残したという。
(実習編集:王琳)
|