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「万博調和タワー」、ネット上で民意調査を展開
2008 -3 - 7 14:59

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  「あなたは万博調和タワーが、工業時代の記憶として残ることができると思いますか?」「あなたは建設後の万博調和タワーを体験してみたいですか?」。7日午前9時に、上海万博土地持株会社が行う南市発電所煙突改築工事と万博調和タワーの民意調査活動が万博ネットで正式にスタートした。  

   「人々により万博調和タワープロジェクトについて理解・熟知してもらうため、工事建設企業として我々は、重大プロジェクト実施の透明度と大衆参加度の向上に向け、特別にネット上での民意調査を展開する」。上海万博土地持株会社責任者はこのように述べ、ネット上で万博調和タワーのデザイン案に基づいた南市発電所煙突改築のイメージを公開し、煙突を巻くようなイメージで描かれた図案について広く人々の理解と意見を求め、より優れたデザインと工事建設促進を進めていく方針であることを明らかにした。 南市発電所の主工場と煙突改築工事は、上海万博のベストシティー実践区の工事の一環であり、南市発電所内で進められる。また主工場は将来改装され、未来都市の探索館となる。煙突の高さは165メートルで、観光要素をを含む「万博調和タワー」として改装される予定である。  

   上海万博土地持株会社は、早くも2006年から建築案を募集し、最終選考で南市発電所煙突改築を螺旋状の観光タワーとすることが決まった。案の創造性は観光理念と改装デザインの双方が結合したものであり、人々は感化力のある建築のイメージによって万博の独特な魅力を堪能することができる他、塔の頂点に立って黄浦江両岸の美しい景色を眺望することができる。娯楽施設の要素をもつ煙突の改装を基礎におき、外部に4本の螺旋状の鉄構造を作り、また鉄構造にはレールを敷き、レールごとに25人が乗れる前後に連結したキャビンがあり、自動的にレールに沿って運行することができる仕組みになっている。運行速度は0.3m/Sで、エスカレーターの速度に相当し、1回の運行時間は約30分である。1両のキャビンに6人が乗れ、全部で50両が同時運行可能なシステムになっている。また最大乗客数は300人となっており、毎時間の乗客数は600人以上と予測されている。

  計画によると、万博調和タワープロジェクトは2010年初めに完成する予定で、関連部門の検査・認可を通じて正式に運営をスタートさせる。万博後もタワーは上海のシンボル建築として、万博の思い出を強く残すものとなる。

(編集;呉 恵伊)

 
 
 

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