挨拶する上海市副市長の楊雄氏
万博ネット28日付ニュースによると、フランス現地時間27日夜、「国際的大会――中国2010上海EXPO説明会」が、フランスのパリ会議センターで開催された。フランス政界、工商業界、観光業界の代表と国際展覧局のオフィサー、各国の駐国際展覧局代表など、各業界の人々300人近くが出席し、共に最新情報を分かち合っていた。
上海市副市長の楊雄氏が説明会で挨拶した。パリ工商会会長、ヨーロッパ工商会の輪番会長のサイモン氏、国際展覧局事務総長ロサタイス氏、中国駐フランス大使館臨時代理大使の曲星氏、中国貿易促進会副会長の王錦珍氏、パリ市副市長ブロ氏、フランス企業界代表らが心のこもった挨拶をした。上海EXPO中国政府総代表の華君鐸氏、パリ大区議会女性副議長のアダッド氏らが説明会に出席した。
楊雄氏は挨拶の中で、「上海EXPOをうまく主催するには、世界各国の人々の注目と参加が必要で、フランス及びEXPOを主催した各国のサポートと助け合いが必要です。今度の説明会は上海EXPOとフランス国民の間に理解と友情の橋を作り、この橋は必ず交流強化の協力の新しい出発点になります。フランスは第一に上海EXPO出展を確認した国の一国でした。ですから、我々はフランス国民の熱意と知恵を上海EXPOに注ぐようお願いいたします」と述べた。
サイモン氏は「上海EXPOは素晴らしいテーマを選びました。シティーというのは現在と未来、グローバルな重要課題になっています。上海EXPOの『ベストシティー実践区』は、フランス企業により多くのチャレンジとチャンスをもたらしました。世界各国の参加と協力があって、上海EXPOは必ず順調に開催されます」と述べた。
上海市政府副秘書長、上海EXPO局長の洪浩氏、上海市政府新聞弁公室主任の焦揚氏は、フランスのゲストに上海EXPOの準備状況と上海の社会経済状況を紹介した。
今回の説明会は、上海市政府主催のEXPO宣伝をテーマとしたフランス「上海ウいーク」の主な活動である。フランス工商業界は、上海EXPOに強い興味を持っており、説明会会場は満員だった。出席したゲストたちは、上海EXPOの際の可能な観光、物流、展覧などのビジネスチャンスについて、熱心に質問した。
上海EXPO交流紹介プランにより、フランスを含めたヨーロッパ各国は、EXPO海外宣伝の重点国である。フランスは最初に万博を開催した国の一つで、7回の経験を持っている。有名なエッフェル塔は1889年フランスEXPOのシンボル建物だった。
(実習編集:王燕華 写真:上海万博ネット)
|