ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
イベント
 
ネット万博が注目を集める 出展者が皆、知恵を出し合う(写真)
2007 -11 - 22 15:45

 00025024.jpg

 万博ネット20日付ニュースによると、2010年上海万博が打ち出した二つのポイントがあり、その一つは「ネット万博プロジェクト」である。博覧会国際事務局(BIE)の大好評を得て、出展者各国の注目を浴びている。第2回出展者座談会で、2010年万博の主催者の上海は「ネット万博」をテーマにし、活発な交流会を行った。今回の交流会にはアジア、ヨーロッパ、アフリカなどから20ヵ国の代表者が参加した。

 会議上、上海万博事務協調会副会長の朱咏雷氏は代表者たち会い、世界各国のゲストの出した問題について詳しく解答した。例えば、ネット万博に参加するための手続きとプロセスや、ネット出展確認の最終期限や、ネット上の各国の出展ブースに提供できる外国語プラットフォームの種類などといった問題である。 

 出展者の代表は、次から次へとネット万博に関して、いろいろ提言した。スウェーデンの代表者は、来年3月にパリで開催される予定の「ネット万博」討論会では、「技術」と「創造」を中心に論議すべきだと提議した。スイスとボスニアの代表らは、各国が事前準備を整えられるように、中国側は一刻も早く技術面でネット万博の規範となる詳細なルールや基準を作り出してほしいという希望を表明した。交流会は終始活発な空気に包まれていた。もともと45分で終わる予定の会議だったが、30分も延長され、やっと幕を閉じた。しかし、出場者は皆まだ興が尽きない気持ちで、司会者に近い将来にネット万博プロジェクトについて、より深く交流し、討論しようと提案した。

 2010年ネット中国万博は「推薦紹介、閲覧ガイド、教育、展示」といった4大機能を揃え、「閲覧型、体験型、創造型」といった3大展示館に分類されるという。そのうち、ネット万博プラットフォーム、閲覧型展示館と創造型展示館は、主催者―上海側が建設する。一方、体験型展示館は、出展国の協力で建設されることになった。出展者にとっては、ネット万博は、インターネットを通じて世界中の人たちに、特に万博を現場で体験するチャンスのない人たちに、上海万博のすばらしさを伝えることによって、出展者がより良く自分のイメージをアピールできると思われる。

(編集:王 琳 写真:上海万博ネット)

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください