「万博に向う」巡回展に約４万人の重慶市民

重慶の人々は万博を近い距離で理解

　中国２０１０年上海万博重慶宣伝ウイーク・「万博に向う」巡回展が１９日、閉幕した。短い１週間で、４万人以上の重慶の入場者が訪れた。詳しい説明、精緻な展示品と細かい解説によって、重慶の人々は上海万博の準備情況と万博の１５６年の輝く歴史に近くで触れ、理解した。

　重慶合川桃片、重慶榮昌夏布、仏手調味料など、会場には重慶の雰囲気がいっぱいだった。これまでの万博で受賞に輝いたものは、万博と重慶の人々の距離を縮めた。多くの入場者によると、いつも食べたり、使ったりしているものが万博に登場するとは思わなかった。展示は、万博と自分との距離が近いと感じさせた。

　好評だったハイテクのマルチメディア展示は、再び「万博に向う」重慶巡回展のハイライトになった。「歳月の痕跡」「都市の思い」「自然の睿智」「歴史の振り返り」「夢の具現」の五つの展示が人気を集めた。生き生きとした映像、ハイテク装置は、入場者に上海万博の形と万博の歴史についての直感的な認識と感じを与え、また、百年の歴史のある万博に新しい活力を注いだ。