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洪浩氏が世界都市大会で上海万博の紹介演説(写真)  
2007 -11 - 1 14:00

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演説を行う洪浩氏

 万博ネット韓国済州情報によると、上海市政府副秘書長・上海万博局局長である洪浩氏が、第2回世界都市・地域政府連合組織大会(2nd UCLG World CongressJeju 2007)の演説の中で、2010年の上海万博とその目玉の一つである「ベストシティー実践エリア」の紹介を行った。

 洪氏は大会フォーラムで、この大会のテーマは「国際博覧会、オリンピック、大規模な祝日活動、世界に名高い国際化都市」であると述べた。

  また洪氏は、万博は人類文明のステーション、世界経済、科学技術、文化領域の偉大なイベントであり、2010年上海万博は中国が初めて挙行する総合性万博である。万博の開催期間は2010年の5月1日から10月31日までとし、計画では200の国と国際組織による展示参加、7000万人の観光客の見学を考えており、万博の展示参加、見学者数の新記録更新を狙うものである、と述べた。

 中国政府は上海万博を十二分に重視しており、一連の支援策を制定し、特別に万博組織委員会の指導による企画、準備作業を立ち上げるなどした。上海はその主催都市であり、全市の総力を挙げ万博の企画、準備作業に参加、支援し、今まさに上海万博の各項目の準備作業が順調に展開されている。洪氏は会場に出席したゲストらに対し、「上海万博の鮮明なるテーマ、富んだ展示」「上海万博エリアの特色あふれる規格、建設工事の全面展開」「上海万博の国際招致作業の全面展開、国際社会の絶大な反響」「迅速な上海万博運営準備の進行、紹介活動の拡大」など上海万博の作業情況を紹介した。

  中でも特に上海万博の目玉の一つでもある「ベストシティー実践エリア」を強調した。洪氏は万博の歴史上常に国と国際組織の展示参加が主体であったが、上海万博は新たなプラン、即ち世界的範囲で選出、招致した30余りの最良実践例のある都市による展示参加「世界最良実践エリア」の創造であり、ベストシティー実践エリアは全世界を代表する都市の生活向上を目指した公認かつ新創造の価値のある各実践案の実物だけでなく、世界の各地域都市の都市建設と発展経験の交流ができる舞台を提供し、見学者らに未来都市のより良い生活方式をいち早く堪能してもらう。現段階ですでに国連機関であるBIEなどの国際組織と国内外の専門家らによって組織されたベストシティー実践案国際選抜委員会が発足し、まさに全世界の都市の展示参加案を募集している段階である。案の応募は2008年の1月31日までであり、現在すでに73もの都市による展示参加案が上海万博組織によって交渉され、また34の都市による46もの案の提出されており、うち五つは実際案である、と語った。

  今回のフォーラムは南アフリカ共和国ダーバン市市長Obed Mlaba氏主宰の下、ドイツ・シーメンス社業務能力センター副社長であるHelmut Mausser氏、イタリア・ナポリ市議会文化発展部顧問のNicola Oddati氏、ドイツ・シュトゥットガルト市市長のWolfgang Schuster氏らが多彩な演説を行った。

(編集;呉 恵伊)

 
 
 

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