「万博に向かう」大型巡回展示が杭州の西湖博覧会博物館で開幕
絶え間ない客が「万博に向かう」大型巡回展示で、入り口に長い列
各地から来た見学者が興味深々で上海万博エリア企画を理解
生き生きした展示看板と展示品模型が多くの見学者を引きつけ
秋の10月、「万博に向かう」巡回展示活動の三回目が浙江で開かれた。今回の巡回展示は濃厚な文化的雰囲気のある西湖博覧会博物館で開かれ、熱心な浙江の人々が各地から見学に来た。統計によると、27日1日だけで、1万人以上が訪れ、身近に万博独特の魅力を味わった。
共に万博の魅力を感じ 良い祝福が残る
西湖博覧会博物館は西湖の辺りにあり、入口には人目を引く万博マークが客たちに濃い万博の雰囲気を感じさせ、次々に写真を撮っていた。巡回展示場の中では、生き生きした展示看板と精巧で奇抜な展覧模型の前は、人で溢れた。万博ボランティアたちも親切に客に解説し、熱心な解説によって、人々は全面的に万博について理解した。観衆たちに上海万博の企画形態と万博の歴史をより直観的な認識?感受をさせるため、「都市の自由な創造」と「歳月の痕跡」という二つの万博の歴史と上海万博を紹介するメディア映画が、毎日繰り返して上映され、人々に好評だった。
中国社会科学院研究員、中国作家協会会員の王春瑜氏は展覧を見終わった後、喜んで「ここの風景がいい」というメッセージを書き、万博は国家の行為である、国家の経済、科学技術に深い影響を与えた。同時に、万博も世界各国の文化交流の大舞台もある。万博を迎え開催する過程で、人々の文明的素質を上げることができる、と語った。王さんは、我が国の有名な歴史学家であり、今回は浙江湖州で専門講演が発表されるというニュースを見て、わざわざ湖州から参観しに来たという。
中国社会科学院研究員、中国作家協会会員の王春瑜氏が展覧を見終わった後、喜んで「ここの風景がいい」というメッセージを書いた
万博巡回展示と西湖博覧会が西湖のスポットライトに
2010年万博は上海で開かれるが、浙江省は万博と歴史的関係が一番長い省であると言える。1929年、杭州で開かれた第1回西湖博覧会は、1926年アメリカ・フィラデルフィア万博に影響され、それを真似て開かれたのである。27日、杭州の西湖博覧会が再び開かれ、万博巡回展示と積極的に協力することが、博覧会活動の一つのスポットライトになった。
杭州に来て、西湖博覧会に参加した寧波市の指導者と金華市の指導者は、すぐ巡回展示を参観した。金華市常務副市長の王挺挙氏は、金華は主動的に上海万博と関係していくと語った。金華と上海の距離は近く、観光都市であり、万博を通じて、金華の観光資源を見せたい。万博は国内外の経済、文化の交流の重要な場所であり、金華がこの場所を通じて、世界に金華を知らせ、そして、金華を世界に向かわせる。
浙江省金華市常務副市長の王挺挙氏(真ん中)が上海万博エリア企画を詳しく理解
浙江省金華市常務副市長の王挺挙氏が展示館でインタビューを受ける
「中国2010年上海万博浙江宣伝ウイーク」・「万博に向かう」展覧期間は25日から31日まで。展覧は準備中の中国2010年上海万博を主たる内容とし、重点的に上海万博の企画、展示参加国の情況、展示館の形態構成、展示サービス状況と展覧の準備状況を紹介し、上海万博の概念形態を伝える。展覧はまた浙江と万博との関係から、1929年の西湖博覧会の歴史、浙江省の1999年昆明世界園芸博覧会、2005年日本愛知万博参加情況を回顧するものとなっている。
観衆が「電子ブック」を読む
杭州市民が万博の歴史過程を理解
子供たちが上海万博の国際展示誘致情況に興味を持つ
万博旗を持って、写真を撮る
万博ボランティアが熱心に客に解説
マルチメディア展示映画
万博の歴史過程にピントを合わせ
参観者が展示品模型の前で参観
(編集 王ロヨウ)
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