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音符で奏でる上海万博、「千人による交響楽」華人スターらが作品を
2007 -10 - 17 17:08

   このほど開催された中国共産党第17回党大会で、多くの有名人やスターが集まった盛大な芸術イベント「天・地・人・和−−−万博の集い 2007年千人による交響楽慈善芸術イベント」が、上海での準備の中で、最終的な出演者リストとそのプログラムの内容が発表された。公演は上海万博事務協調局、中国上海国際芸術祭センター、上海市慈善基金会と恒隆広場四方連合が共催し、万博の音楽活動計画の重要な一環として、将来国内最高レベルの音楽舞踏宴会公演となる。   

  • 音符が奏でる万博

 夜会の構想について、公演芸術総監督、国家大劇場音楽総監督である陳佐湟氏は、まず音楽、舞踏の芸術特徴から取り掛かり、これらと「天地人和」の中国伝統文化を貫く調和理念との一致を目指す、と述べた。 

 公演に参加する音楽家らは、交響楽、歌唱、ダンスの芸術形式は人類全てに通ずる言葉のようなものであり、百年にわたって開催されてきた万博文化を表す主体要素の一つであると語っている。万博はこの人類文化が追及する担い手の表現を借り、全世界の音楽家、芸術界や観衆らの目を人類文明発展のプロセスである2010年中国上海万博に集め、心と感情とで万博に呼応・共鳴する。  

  • 華人名家による一流作品 

  夜会に参加する出演者の中には、李雲迪氏、譚元元氏、秦立ギ(草冠に魏)氏ら海外の舞台で活躍する華人の芸術家らも見られる他、国際音楽界や国際ダンス界に名をとどろかせる国内の芸術家もいた。

  陳佐湟氏は、この祝典式公演は海外から来た観客らに、中国は一つの舞台の中で器楽、声楽、ダンス、表現芸術分野のトップに立つ人たちが集っていることを見せることができ、また研ぎ澄まされた表現によって生み出された文化の放射力は、上海万博の開幕カウントダウン活動の際、注目を一層強めるだろうと語った。 

  • 六大音楽楽団が「運命」を共演 

  「千人による交響楽」は夜会の注目すべき演出の一つであり、中央歌劇院交響楽団、上海愛楽楽団、上海万方青年交響楽団、深?交響楽団、厦門愛楽楽団、江蘇交響楽団など六つのトップクラスの交響楽団と200人以上の合唱隊が一つの舞台で共演する。 陳氏は、千人による交響楽団は単に人数が多いだけでなく、音量の増幅もでき、芸術分担も可能となる。演奏の中には千人による部分もあるが、その他にもいくつかの楽団による合奏や、単独による独奏、恒例による楽団の独奏もあると話した。

  また、すでに決定された千人の楽団による曲目は、アーロン・コープランド作曲「市民のためのファンファーレ」、ベートーベン作曲「運命」最終楽章、お馴染みのヨハン・シュトラウス作曲「ラデツキー行進曲」などである。

(実習編集:呉 恵伊)

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