1日、安徽省淮北市両宮広場で夕陽紅芸術団の年配者たちは「福娃」(フーワー)を背負い、腰鼓を敲きながら、新年を喜んで歓迎していた。
12月29日、上海市長寧区の「外国人住民」は、喜びながら新年プレゼントの「海宝」(ハイバウ)を見せていた。
ニュースの背景:元旦休暇の間に、上海万博のマスコット「海宝」とオリンピックの「福娃」の様々な商品が各地で人気を集めた。12月18日の夜、「海宝」というバーチャルの男の子イメージが登場した。この日から、2010上海万博は所属のマスコットがあり、北京オリンピックのマスコットの誕生からは、2年47日も経った。「福娃」が起こした「マスコットフィーバー」が再び人気になっている。
アジア大会当時の「パンパン」の市場不振と、ユニバーシアードの「ララ」の冷遇があったが、「福娃」「海宝」はまったく違うイメージマスコットとして、人々にどんな喜びを与えるか、北京オリンピック・上海万博にはどんな深い影響を与えるかと、人民日報の北京駐在記者と駐上海記者がディスカッションした。
上海:ここ数日、よく聞かれたのは福娃と海宝のどっちが好きかという質問です。いずれも好きだと返事していましたが。
北京:いずれも可愛いいからです。実は違っています。福娃は「兄弟組合」「ようこそ北京へ」という意味で、海宝は一人っ子で「皆の宝」という意味です。福娃は人のイメージを動物のイメージに合わせたものですが、海宝は漢字の「人」から変化してきたバーチャルイメージです。
北京:福娃はそれぞれ金、木、水、火、土を代表していて、頭の飾り物は中国五千年の文化の中の代表的な模様だという理念があります。
上海:海宝は「人間が根本」という理念を強調し、水色の体で「広い心」という都市精神を示し、バーチャルイメージでグローバル性を示しました。ですから、福娃は北京文化の表現で、海宝は上海文化の表現だと言われています。
北京:異なるところから特徴が生まれました。中国がますますマスコットを重視してきたことを感じます。
上海:オリンピックと万博はそもそも世界的なセレモニーです。主催国の特徴として、マスコットは民族文化のシンボルだと思います。福娃と海宝の誕生から、中国のマスコット時代は文化アイデア高揚期が始まり、これらのマスコットは北京と上海の新しいシンボルになるかもしれません。
(実習編集:王 燕華)
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