国際電気通信連合(ITU:International
Telecommunication
Union)が中国2010年上海万博への出展を表明した。20日までに、159カ国と26の国際機構が万博参加を確認したことになる。
1865年5月17日に設立され、1947年10月15日、国際連合(UN)の専門機関の一つとなり、本部をスイスのジュネーブにおいている。それは1865年パリで創設の万国電信連合と1906年ベルリンで創設の国際無線電信連合が1932年マドリッドでの合体だ。加盟国数は191か国だ。
中国は1920年、国際無線電信連合に加盟したが、1972年、国際電気通信連合理事会は中国の合法地位を認め、1973年、理事国に選出された。
その目的は電気通信の改善と合理的利用のため国際協力を増進し、電気通信業務の能率増進、利用増大と普及のため、技術的手段の発達と能率的運用の促進にある。
連合の構成は、大きく分けて、電気通信標準化部門(ITU-T)、無線通信部門(ITU-R)、電気通信開発部門(ITU-D)と事務総局からなり、詳細は全権委員会議(PP)、理事会(C)、世界国際電気通信会議(WCIT)、世界(地域)無線通信会議(W(R)RC)、無線通信総会(RA)/無線通信研究委員会(ITU-R
SG)、世界電気通信標準化総会(WTSA)/電気通信標準化研究委員会(ITU-T
SG)、世界(地域)電気通信開発会議(W(R)TDC)/電気通信開発研究委員会(ITU-D
SG)と4つの常設機関:事務総局(GS)、電気通信標準化局(TSB)、無線通信局(BR)および電気通信開発局(BDT)となっている。
(編集:曹 俊)
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