28日付万博ネットによると、上海華虹グループと上海万博局が、上海万博の入場券に中国の「心」を擁することで調印し、正式に2010年上海万博の入場券の高級スポンサーとなったことが分かった。2010年上海万博組織委員会・上海万博執行委員会常務副主任・党上海市委員会常務委員・常務副市長の楊雄氏、上海万博組織委員会専従副主任の鐘燕群氏、上海華虹グループ理事長のトウ(人偏に冬)保安氏らが式に出席した。上海市政府副秘書長、上海万博局局長の洪浩氏と上海華虹グループ総裁の方培g氏が双方を代表し、高級スポンサー合意に署名した。
(上海万博組織委員会専従副主任・鐘燕群氏)
鐘氏は、万博は人類科学技術と文明の舞台であり、歴代の万博も常に当時の時代に沿った最新科学技術の成果を展示してきた。中国全土の電気回路産業に最も影響力を持つ企業の内の一つである上海華虹グループによる上海万博の入場チケットの開発と、それに関連した提供・支援は、万博に参加する200もの出展者と7000万人を超える世界各地から訪れる見物客らに対し、最新の科学技術と心のこもった気遣いを体験させるだろうと述べた。
(上海華虹グループ理事長・トウ保安氏)
またトウ保安氏は、上海華虹グループは上海万博に安全で信頼できる入場チケットを提供し、安全でスムーズなチケットの販売検査システムは、見物客らにスピーディーな入園チケット検査サービスを提供でき、万博の順調な開催を保障するものであると述べた。
上海華虹グループは国家「909」工事建設を担う会社であり、ディープサブミクロンの大規模なICチップ生産ラインである。数年にわたって上海華虹グループは国家第二代住民身分証明書カードチップ・社会保障カードチップ・携帯SIMカードチップ・銀行カードチップの主なサプライヤーであり、また上海公共交通カードシステムの総請負と国内レール交通自動改札システムや端末装置の主要請負会社である。
上海華虹グループの知能カードチップ、読み書きの機械や道具、応用ソフトなどで使用された技術や商品は、今後も上海華虹グループと上海万博局と協力のもと、万博チケットサービスシステムに優良品質の製品や全方面にわたるサービスを提供するため、「より良い都市、より良い生活」の共同の夢である上海万博の実現に向けて全力で努める。
2010年上海万博の入場券の基準料金は160元で、チケットの正式販売は2010年の上海万博開幕カウントダウン600日目に当たる2008年の9月9日である。万博の入場券は、訪れる観客らに対し、個人と団体チケットとに分けて販売されるとのことである。
(編集:呉 恵伊)
|