万博ネットの９月２７日のニュースによると、同日夜、上海万博事務協調局は中国移動通信有限会社と中国電信集団会社の両社が「中国2010年上海万博のパートナー合意」に署名したことを明らかにした。中国モバイルと中国電信の２社が正式に中国の2010年上海万博の通信サービス領域のパートナーになることを示している。上海万博執行委員会常務副主任、上海市副市長の楊雄氏、中国移動通信総裁の王建宙氏と中国電信集団総裁の王暁氏は、合意調印式に出席して挨拶した。中国移動通信グループ副総裁の魯向東氏、中国電信集団副総裁の孫康敏氏は、それぞれ上海万博執行委員会専任副主任の鐘燕群氏と協力協議に署名した。博覧会国際事務局議長の呉建民氏と事務総長の洛塞泰斯氏が中国移動通信と上海万博局の調印式に出席した。博覧会国際事務局職員が初めて上海万博の市場開発に出席したもので、これは国際事務局が上海万博の市場開発業務に対して関心を持っていることを示すもので、中国モバイルは積極的に上海万博の準備活動に参与することを示している。

  ネット規模と取引先規模が世界最大の中国モバイルは、2005年から上海万博局と良好な協同関係を作った。２００５年に上海万博局のパートナーになったため、その後、第1期の世界博覧会の歌曲募集活動、第1期の世界博覧会関連商品のデザインコンテスト、および日本の愛知万博の中国館での上海万博の相談窓口を設置、また現在の「第4回上海万博フォーラム」などの活動など、いずれも上海万博に対する一貫した緊密な支援を現している。今回はパートナーになったことで、中国モバイルは万博のテーマと一体化し、社会的な具体的な実践で報い、企業自身の「正しい道徳で人々の生活を豊かにし、日々完全を目指す」という価値観を明確に示した。中国モバイルは調印式で、移動通信の製品とサービスを自主革新していく中で、万博のために全く新しい情報管理の解決策を作り、中国2010年上海万博のために「高質、信頼、円滑通信」の技術とサービスを提供するとした。全力で万博に貢献すると同時に、中国モバイルも企業経営の中で 「より良い都市、より良い生活」という上海万博のテーマを実践し、通信サービスのレベルを絶えずにアップし、サービス商品をより革新することを通じて、消費者のために「都市には限界がない、生活は無限である」というすばらしい未来を作り上げる。

  同様に上海万博局の2005年のパートナーとして、中国電信は中国の主要な電気通信企業と最大な基礎ネットの運営業者として創立され、中国の情報産業の発展のために積極的な貢献をしてきた。現在、通信技術と消費者の情報消費需要は、日々に多様化しており、中国電信は総合情報サービスプロバイダにモデルチェンジしていく過程に足を踏み入れた。今回、上海万博のパートナーになった理由は、中国電信が先進的な総合情報サービスとして、人々の生活様式を変え、豊かですばらしい生活内容を求める力となるためである。中国電信は企業の発展目標と都市の発展を緊密に連携させることを約束し、強大な固定通信ネットを基礎にして、懸命に上海万博の情報化建設の主力になるよう努力する。上海万博の組織者と各種参加者のために通信技術とサービスを提供し、「情報の世界博覧会」「調和した世界博覧会」の創出を助ける。

  中国モバイルと中国電信は、上海万博と協力の基礎を持っている。今回、上海万博の通信パートナーとなったのは、企業が公益事業に関心を持ち、積極的に社会に奉仕し、国の都市情報化建設に参画する力と決心を示した。パートナーは、先進的なシステムとサービスで、万博の準備と成功に対して技術的基礎の保障を提供し、そして万博が得難い世界的な発展の力とチャンスを利用して、中国2010年上海万博と共に「より良い都市、より良い生活」というテーマを、よりすばらしく表現する。

  上海万博の市場開発計画によって、世界博覧会ブランドの賛助プロジェクトは二つのクラスに分けられる。パートナーと高級スポンサーである。それぞれ全世界的範囲と中国範囲に対応して利益を戻す。賛助企業の選択は、主な基準は、企業と上海万博のイメージの整合性と業務の関連程度である。また、中国との関連性と国際化の程度、会社の財務能力、全世界のマーケティング普及能力、さらに上海万博賛助企業になる関心味の程度などである。上海万博の準備作業は、政府の主導、市場化の運営方式を採用し、十分に各種社会資源の作用の発揮を奨励し、2010年上海万博の市場開発業務は、今年の3月から順調に進んでおり、多く企業のために一つの発展の場所を作り、企業が万博に参画するという要求を満たし、積極的な効果を上げた。

（実習編集　宣少一）