どのようにして各工事隊の調和を図るべきなのか。各工事の事柄や順序に沿って一つ一つの項目をつなぎ合わせることが、世界博覧会園区建設の最大の挑戦となるだろう。

　上海都市発展情報研究センターの副主任である唐定副は次のように考えている。

　膨大な世界博覧会園区の工事現場を前にして、人込みの管理はすでに非科学的であり厳重でもない。上海博覧会園区建設工事の大規模による情報化技術の運用に、順序ある管理を実施し、伝統的な工事過程の項目を現代の情報技術を持って新しく改築することは、外の大型な工事の手本ともなるだろう。

　世界博覧会園区工事現場での多くのビデオカメラによ監視・統制等の情報システムは、世界博覧会の半年に及ぶ挙行期間と博覧会終了後の世界博覧会地区の二次開発にも引き続き使用され、減少重複による投資?勤勉節約の博覧会原則を体現した。

　 2007世界博覧会情報化研究討論会は上海市情報化専門委員会の主催の下、広く社会各界の範囲において、上海世界博覧会情報化建設についての意見募集を目的として挙行された。

　　（実習編集：呉　恵伊）