「良い生活で、良い都市を創る」をテーマにする上海万博ベネズエラ国家館が21日午前、万博会場のCゾーンで着工した。駐中国ベネズエラ大使のRocio
Maneiro Gonzalez氏、ベネズエラ展示エリア総代表のJemir Porras Ponceleon氏と上海万博局巡視員の呉雲飛氏らが起工式に出席した。
Ponceleon氏によると、ベネズエラ館はここ10年来のベネズエラのより良い都市を創る努力と成果に焦点を絞って、写真と映像などを通じて、ベネズエラ国民の日常生活を示す。ベネズエラらしい建築文化要素は、ベネズエラ国民のコミュニティー化の生活を示すという。
同館はメビウスの帯の形を採用し、その3次元構造が「クラインのつぼ」と言われ、境がなく、連続した閉鎖曲面で、外と内がつながるという意味だ。パビリオンは、平面構造で数字の8に似ており、循環線構造でレベルの限界を弱化し、空間の全体感を強化する。
パビリオンには広場がある。その中心には南米の解放者・ボリバールの彫刻が置かれる。ホールに入ると、祭ることを象徴するShaponoが見える。それはヤノマミ人(Yanomami)の公共生活区であり、パビリオンで、環状回廊にデザインされた。中心には露天の庭がある。
3階建ての音楽ホールは、Yekuana人の伝統的な公共生活区・Churuataを模倣したもので、トップの半球体は空を示しており、中心の柱は世界の核心または生命の樹を代表する。ここで、来館者はベネズエラと中国が共同で打ち上げたボリバール衛星を通じて、ベネズエラのリアルタイムの生活が見える。また、ベネズエラ国内で有名な交響楽団もここで公演する予定だ。
関係者によると、同館の建設予算は850〜900万ドルで、イベントとその他の予算が500〜600万ドルである。
ベネズエラ館のイメージ図
ベネズエラ館のイメージ図
ベネズエラ館のイメージ図
上海万博ベネズエラ館が着工
挨拶する上海万博局巡視員の呉雲飛氏
委内瑞拉展区?代表特米?•彭塞莱昂致辞
挨拶するベネズエラ展示エリア総代表のJemir Porras Ponceleon氏
ベネズエラ館のイメージ図
(編集:曹 俊)