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万博企画
 
上海万博最大の単体建築・万博大通り
2009 -9 - 23 8:32

 2010年上海万博で、長さ1キロ、幅約100メートルの立体交通トンネルは万博会場の大通りになり、会場のメーン入り口から黄浦江のほとりにあるセレモニー広場まで伸びる。万博会場内最大の単体建築・万博大通りだ。竣工後、この建築の面積は約25万平方メートルで、万博会場の空間景観と来場者のメーン通りである。万博後、都市の巨大な景観通りとシンボルとして、恒久的に残され、上海の都市空間景観と都市交通のメーン通路になり、貴重な万博の記憶を残すことになる。

 万博大通りには、6カ所の円錐形の鋼鉄構造・サニーバレーがある。いずれの形、大きさも違う。そのサニーバレーは、高さ40メートル以上の空から、太陽光を地下に差し込ませ、新鮮な空気も地下に運ぶことができ、省エネを実現した。

 また、サニーバレーは天然の雨水収集器でもある。雨水はガラスの壁によって地下2階の貯蓄溝に流れ、7000立方メートルの貯水池に溜め、処理を経た後、水の再利用を実現できる。

 万博大通りの頂上部分では、69枚の白い膜が世界最大規模の懸架膜構造になり、保護する傘のようだ。そのケーブル懸架膜構造は、面積が6.8万平方メートルで、自由形状の技術を採用し、上海地区の台風にも対応できる。材料はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の塗装ガラス繊維を採用し、難燃性、紫外線防止、風化防止などの特徴を持つ。

 関係者によると、万博会期中、23%の来場者が万博大通りを通る見込みだ。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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