2010年、万博エリアに近い浦東新区の三林地域には、総合・大型の「万博医院」が出現する。4日明らかになったところによると、この医院は正式に「上海市浦東医院」という名が付けられ、4月からスタートし、運営も可能となるという。

　「万博医院」は浦東の三林鎮にある、53.6ムーの広さで、アジア一流レベルの三級医院の配置を備え、ヘリコプター救急作業台も作られ、国際的な最新デジタル医療設備・パイプ輸送酸素・多国専門家合同診察センターもある。医院の医療科目は所定の内科・外科・婦人科・小児科・急診・腫瘍科・耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科の他に、漢方西洋結合科・回復医学・運動医学・感染病気科も設立される。疼痛科・精神科・予防保健科の設立は、医院の特色のあるサービスになる。なお、受付でも足の不自由な人のための受付テーブルも登場し、高さが大人の身長の半分となる。

　医院は竣工した後、「大三林」地域の100万人以上の市民にサービスを提供する他、万博展覧会期間には、指定医療サービスを提供することになる。

（実習編集：王　燕華）