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春節の前、万博センター最後の底板セメント流し込みが完了した。万博の恒久的建築物「一軸四館」建設が全面的に始まり、万博エリア建設も今年は「決戦」段階に入った。12日、上海市政府副秘書長、上海万博局局長の洪浩氏は、「去年は万博準備作業がスピードアップし、加熱した1年だったが、今年は万博準備の全力進展、全面推進の重要な1年だ」と語った。
キーポイントは六つある。①万博の準備作業は展示の招待から、契約協議と展示参加サービスへと変わっていくため、この1年は契約締結の「ピーク年」となる②重点が工事前期準備と開始から進度と質に移り、今年はエリア建設の「高揚年」となる③テーマ構想と理論表現から展覧、展示案デザインと実施に移り、テーマ決定の「実現年」となる④全体計画編成から運営体制・システム計画と具体的案設計へ。運営案の「細分化年」となる⑤宣伝推進を徐々に強め、オリンピック終了後の万博宣伝の全面高揚、疎通推進の「深化年」となる⑥企業誘致からチケット販売へ、運営収支の「バランス年」となる。
万博の今年の企画作業は、全面的に「二つの任務、三つの準備と四つの重点」を完成しなければならない。まず、全面的に展示招待、企業誘致という「二つの任務」を達成する。具体的には、200の国と国際組織へ既定の展示招待目標と16カ所の企業館の展示招待任務を完成する。「ベストシティー実践エリア」ケースの選抜と国内省区市や香港・マカオ・台湾地区への展示招待任務。年内に、全面的に協力パートナーと高級スポンサーへの企業誘致目標を確保し、プロジェクトとエリア商業の企業誘致を開始する。
万博期間の運営、大型イベントと重要フォーラムという三つの準備を整える。つまり、万博期間中の運営面の保安案、交通組織案、ボランティアの役割案、チケット販売実施案、見物客へのサービス案、運営段階の組織機構案。すべてを今年に次々と細分化し、大型イベントの開幕式、閉幕式、中国館の日常活動案計画も年内に完成し、恒久フォーラムの計画と「上海宣言」の起草準備を起動し、フォーラムテーマの確定と準備作業の構成など。
「4つの重点」は、工事建設面で、企画通りに、展示館を自己建設する展示参加者へ建設用地を与える。展示展覧面で、重要な展覧館が展示物募集をスタートする。年内に中国館とテーマ館の展示構成案と展示工程案を作成する。サービス管理面で、展示参加者へ展示表現?展示館建設装飾と展示アレンジ、入国出国審査、物流などさまざまな面への良質なサービスと管理を提供する。スポンサー企業と協力し、共同で万博ブランドのマーケティング促進を実施し、万博専売特許商品の開発、販売力を強化する。万博入場チケットの販売を開始する。推進宣伝側と意志疎通を深め、国内では万博のシリーズ宣伝ウイークと「万博に向かう」巡回展示を展開するとともに、万博宣伝を学校や団地へ広げる。海外では、宣伝推進と観光宣伝とのつながりを強め、万博への参観と体験をハイライトに、より多くの国内外の観光客を引付ける。
（編集 王琳）
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