2010年上海万博中国国家館プロジェクトへの寄付の受付が始まったばかりだが、集まった金額は7900万元にものぼっていることが18日、明らかになった。
18日、上海万博マスコット発表パーティーで、中国国家館プロジェクトのホームページが正式に運営開始になると発表された。最初の寄付者と寄付企業の合計30人?社は栄誉証書を授けられた。
上海万博事務所協調局担当者の説明では、万博中国国家館の建設資金は主に中国政府が調達し、同時に社会各界からの寄付も受け付けることになっている。その中で、中国国内企業と個人、香港と台湾の同胞、それに海外の華僑と企業などが含まれている。寄付は現金を主体として、1元から受け付ける。原則的には実物の寄付は受け付けない。
今年9月中旬、上海万博局が中国国家館への寄付方法を発表した際、社会全体で反響を呼んだ。
民間企業・上海奥聖投資(グループ)有限会社CEOの湯亮氏、中国国家館が中国の象徴であり、企業は今回の寄付によって、国家への貢献、科学技術の新機軸を打ち出そうとする意欲と発展進歩への希望の表明になるとした。
上海万博中国館は上海万博中国国家館と地方館、香港台湾館といった三つの部分から構成される。中国館は上海万博の中心的な建築物の一つである。総合敷地面積は6.52ヘクタールで、総合建築面積は5.3万平方メートルだ。中国国家館の建築面積は2万平方メートル。中国館の建設は18日からスタートする。これはマスコットの発表と共に、上海万博計画における2大イベントである。
(実習編集:王 琳)
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