2010年上海万博の中国館の工事が18日始まった。上海万博会組織委員会第一副主任、市長韓正氏が中国館の工事が着工すると発表した後、上海万博のメイン会場の工事がスタートした。
上海万博の中国館の総工費は15億元(約230億円)で、中には、建築面積2万平方メートルの中国国家館や3万平方メートルの中国地方館および3000平方メートルの香港、マカオ、台湾館という三つの部分がある。その中の国家館は高さが63メートルあり、万博会場で一番高い建物となる。上海万博開催中、中国館は万博のテーマを表現する主要な展示の場となる。
中国館のデザインは今年の4月から、中国国内と全世界の華僑や華人に応募を呼びかけた結果、華南理工大学建築デザイン学院の設計案「東方之冠」が選ばれた。
「東方之冠」の意味は、中国古代の男性が被った「冠」のようなデザインであると同時に、「東方でトップ」との自負も感じさせる。
商務部副部長高虎城氏、建設部副部長黄衛氏、中国貿易促進会副会長王錦珍氏らが着工式典に出席した。
(章坤良 写真:上海万博ネット)
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