中国2010年上海万博会場の建設はスピードアップしており、主要パビリオンの一つとしての中国館はまもなく着工される。上海万博の「より良い都市、より良い生活」というテーマを、よりよく具現するため、上海万博事務協調局は10日から、世界で中国国家館展示デザインコンセプト案を募集する。
上海万博中国館は中国国家館、中国地区館と香港・マカオ・台湾館からなる。そのうち、中国国家館の建築面積は2万平方メートルであり、展示テーマは「都市発展中の中華の智恵」だ。展示館は「生命の光」「自然の美」「生活の楽しみ」と「文明の脈」などの内容を通じて、自ら努力して止まず、自然の規律に従って活動し、むつまじく付き合って、自分の見方を持って、気軽に相手の見方に同意せず、高尚な道徳で重大な任務を担当することなど、中華民族の発展に重要な役割を果たす価値観と方法論を説明する。
万博局の関係者によると、上海万博のハイライトの一つとして、中国国家館は世界に向け中華文化を伝える光栄な任務を担うだけでなく、今回の万博の「より良い都市、より良い生活」というテーマや楽しみ、調和、幸福の生活理念も伝える。このため、今回、募集する展示案のニーズは、非常に高く、応募企業はより多くの素晴らしいアイデアと独特な展示方式を備える必要がある。万博局は、2008年4月入選した優秀案を選出して、具体化する予定だ。
主催者側は関連企業と組織がこの募集イベントに積極的に参加することを期待している。詳しい内容は上海万博の公式サイト(www.expo2010china.com)を参照のこと。
(編集:曹 俊)
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