万博ネット5日付ニュースによると、５日は第22回目の世界ボランティアデーという。この日を、上海万博事務協調会は記者会見を開き、世界に向けて中国2010年上海万博ボランティア活動のマークとスローガンの募集活動が始まったと発表した。

　募集は5日から正式に始まり、2008年4月30日で締め切られる。応募者はマークとスローガンの募集ルールに従って投稿できるという。応募作品は、「ベターシティ ベターライフ(城市、譲生活更美好)」という上海万博のテーマと、「理解、コミュニケーション、楽しい集い、協力」という理念、それに「奉仕、友情、助け合い、進歩」というボランティア精神、この三つを十分に体現すべきだいう。それから、時代的特徴、中国文明と国際化の特徴も、マークとスローガンを通じて表現すべきだという。さらに、マークのデザインは、上海万博のバッジなどイメージ識別要素とよく溶け合い、再デザインの余地もなければならない。綺麗で、理解しやすく、覚えやすくて、使いやすいものが良いという。スローガンは、簡潔で明快なものが歓迎される。記憶しやすく、すらすらと口から出てくる語句、感化力と呼びかけ力に富み、人々の心に染み込むような言葉が期待されている。評議された後、万博のボランティア活動のマークとスローガンの決定結果は、2008年の第四半期に発表される見込みだ。

　今回の募集の件は、中国2010年上海万博ボランティア活動マーク、スローガン募集事務室が担当する。応募作品は郵送か直接手渡しの方法で、浦東南路3588号世博ビル中国2010年上海万博ボランティアマーク、スローガン募集事務室に送ること。電話番号：86-21-22060211．応募希望の個人あるいは機構は、上海万博公式ネットサイトwww.expo2010china.comでも、詳しい募集規定や関連情報とファイルを調べることができ、ダンロードもできる。　

　万博ボランティアマーク、スローガンの募集イベントの大々的な宣伝を繰り広げ、社会各分野の積極的な反響を巻き起こし、多くの応募を得るために、上海万博事務局・上海市文明事務室・上海市科学教育共産党委員会?中国共産主義青年団上海市委員会、上海市ボランティア協会が提携して、一連の社会宣伝推進イベントを開催する。5日に、上海師範大学で開かれた上海万博ボランティアマーク、スローガン及びテーマソング募集推進活動の開幕式はその一つである。　

　今回の募集推進活動は、主に全市の主要的な科学技術開発区と団地管理センターを中心に展開される。全国の各大学も「万博は学校に」というイベントとあわせて、この推進宣伝活動を共同的に展開する。

　今後の推進宣伝期間中に、募集の宣伝ポスターを全市に配布し、団地活動センター、科学技術開発区や大学掲示欄など、全市の公共掲示欄に貼り付けられることになった。また、大学側は校内ラジオ放送、校内ネットサイトによって、募集の宣伝を行うという。宣伝のパンフレットはカード、ポストカード、はがきなどといった形式で配布される。上海テレビ局の各チャンネル、上海移動メディアテレビ、ビル内のテレビ広告などの媒体も利用して、募集宣伝のテレビビデオが放送される。科学技術開発区、団地活動センターなどでは、2010年上海万博ボランティアマークデザイン紹介ミーティングも開かれることになった。さらに宣伝力を高めるために、ミーティングでは万博の豆知識や、ボランティアの姿を描いた看板が展示される。

　同時に、一部の科学技術開発区では「万博と一緒に」というイベントが開催され、万博宣伝ビデオによってすべての活動を貫くことになった。万博とボランティア活動に関するインフォメーションを紹介し、社会各階層の人々が今回の募集活動に参加しようとアピールするためである。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（実習編集　王琳 写真：上海万博ネット）