5月、第1陣として建設を始めたパビリオン・テストプロジェクトは、第1期の試用ゾーンが竣工した。
試用ゾーンの現場
一部の建築の外壁は直接、緑の植物を植えており、トイレの外壁には竹が嵌っている
上海万博局が26日明らかにしたところによると、中国2010年上海万博会場の建設は順調に進んでおり、5月に第1陣として建設を始めたパビリオン・テストプロジェクトは、第1期の試用ゾーンが竣工した。この中には、3910平方メートルの連合館、1000平方メートルのレンタル館、1000平方メートルの自分で建設するパビリオン用地、一段の高架歩道、六つのサービス施設建築単体および二つの広場などがある。
パビリオンは簡潔で上品 中国的要素がたっぷり
万博テストプロジェクトはAゾーンの東にあり、アジア国家館を建設する予定だ。外国国家館、公共サービス施設、高架歩道(歩行者用)、出口・入口広場と駐車場、市政付属施設とガーデン景観の六つの部分からなる。
外国国家館の建築は簡潔かつ上品で、竣工した連合館、レンタル館は鉄鋼構造、柱のない大空間デザインを採用し、非常に透き通った感じだ。高架歩道は採光ガラスを採用しており、歩道が頑丈で滑りにくく、自然光線を高架歩道の下に取り入れている。
「赤、黄、青」施設を区分
高架歩道の下では、「赤、黄、青」三色の小さな部屋が注目されている。タイプによる公共関連サービス施設であり、入場者が色によって、施設を区別できる。そのうち、赤は保安、銀行、郵便局など機能的な施設を代表する。黄色は医療救急、婦人・幼児保健など援助施設を代表する。青色はショッピングなど施設を代表する。また、人間本位のデザインの中にはトイレがあり、男女のトイレの割合は1:2で、母子室も設置した。
ポンプルームの壁に草をいっぱい植える
同ゾーンの壁には草がいっぱい植えられ、特に目立っている。実は「垂直緑化」を植えたポンプルームだ。また、すべてのパビリオンはリサイクルできる鉄骨構造を採用した。
(編集:曹 俊) wi
|