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万博企画
 
上海万博局幹部が万博の三大「キーワード」を解読(写真集)
2007 -11 - 2 16:37

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建設中の万博会場

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上海市政府副秘書長、上海万博事務協調局局長の洪浩氏

世

万博会場モデル

  1日、2010年上海万博の開幕まで912日が残る。上海万博事務協調局屋上の「空中ガーデン」から見下ろすと、浦東、浦西の大面積立退き後の土地は緊迫の中で建設が進んでいる。今後、敷地面積200数万平方メートルの万博会場は、目の前にあるようだ。まだ912日あるが、すべては万博が近づいていることを感じさせる。

 「万博は国として開催する大型展覧会である。万博の順調な開催は一つの地域にとって、また一つの国にとって、50〜100年の深い影響を与えるという歴史を物語る」

 1日午後2時30分、上海市政府副秘書長、上海万博事務協調局局長の洪浩氏は「揚子江デルタ地区オンライン」ネットのインタビューを受けた際、こう述べた。また、同氏は万博の三つのキーワードを解読した。

キーワード1:揚子江デルタ地区がチャンスを分かち合う

 万博は膨大なプロジェクトであり、利用できる資源すべてを利用する。特に、揚子江デルタ地区の資源で、共催する必要がある。特に観光資源、ホテル資源、人材資源とボランティア資源、インフラなどで、共有の条件を持つ。

キーワード2:7000万人の大試練

 2010年上海万博は7000万人の来場者となる見込みだ。それに対する受入活動について、洪氏によると、2010年までに、上海の12本の鉄道線路はすべて竣工し、総延長が400キロに達する。同時に、上海浦東国際空港と虹橋国際空港は拡張しており、2010年になると、二つの空港の運営力は8000万人に達する。また、虹橋ターミナルも竣工し、現有の鉄道上海駅、上海南駅に加えて、三カ所の駅ができ、上海鉄道の旅客運送力は年8100万人になる。

 入園時間によって、チケットの価格が違うということで、客の流れをコントロールする。

 また、宿泊について、7000万人の来場者で計算すれば、2010年までに、ホテルのベッド数は20万床足りない。足りない部分は揚子江デルタ地区に分散する。揚子江デルタ地区の都市間交通インフラ建設の加速と3時間交通圏の形成によって、上海から300キロ離れた蘇州、無錫、杭州、嘉興などの都市のホテルは、万博の一部の受入圧力を分担することができる。

キーワード3:「エコロジー」万博

 規模の膨大さ、期間の長い世界的な展覧会として、開催中は、汚染を最大限に減少し、自然保護、人間本位を最大化することが必要だ。それに対し、「エコ万博」の理念を提出し、環境保護、自然保護、人間本位をできるだけ示す。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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