9月30日まで、172の国と国際機関が中国2010年上海万博への出展を決めた。このうち約35の国は「自分でパビリオンを建てる」形式で出展する。
上海万博事務調和局副局長の周漢民氏は30日、中国政府が国際展覧局に提出する登記レポートの関連規定によって、今年11月から万博組織者は次々と「自分でパビリオンを建てる」の国に用地を提供する。前提条件は、出展を決めた国と万博組織者が関連出展契約を締結するという。
現在、すでにウクライナ、ハンガリー、スイスの三つの国は、上海万博局と出展の契約を締結した。イギリスは正式に「自分でパビリオンを建てる」のデザイン計画を発表した。
「自分でパビリオンを建てる」他に、多くの国家と国際機関は「リース館」と「協力館」の形式によって上海万博に出展する。「協力館」は万博組織者で作り無料で発展途上国の出展・使用に提供する。
周氏は「自分でパビリオンを建てる」ことを含め、上海万博に出展する国と国際機関のパビリオンは、圧倒的多数が一時的なものである。万博組織者はまず上海各区(県)、町及び上海周辺の揚子江地域の都市を動員して、万博に出展する各国・国際機関と友好関係を築き、力を尽くして出展者と助け合い、協力を展開する。
今年の初め、上海万博組織委員会が決めた2007年中の国際展示誘致目標は170の国と国際機関だった。すでに三カ月を残して目標をすでに超過達成した。現在、出展を決めた172の国と国際機関のうち63の国と国際機関は出展総代表を任命し、約40の国と国際機関は上海万博局と技術協議を展開し始めている。
上海万博の最終目標は、200の国と国際機関の出展誘致である。万博150年の歴史的最高記録を更新する。周氏は、この目標は来年中に実現する可能性があるという。上海万博の国際展示誘致作業の主要部分は徐々に技術協議、出展契約締結などの国際出展事務の総合管理に向うという。
(編集:周生傑)
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