万博ネット31日付情報:ネット上万博イメージデモンストレーションで、観衆の視線はマウスでクリックするにつれて、万博会場を見下ろしたり、中国館をぐるりと見渡したり、青花陶磁器を楽しんだりした。30日、上海マルチメディア産業ゾーンで開かれた「中韓デジタルコンテンツ未来発展フォーラム」において、上海万博局関係者は、「オンライン中国2010年上海万博」は、2009年9月にテスト運営することを明らかにした。万博のオンライン展示として、オンライン万博は万博の歴史における革新となり、万博発展の必然性を示すものとなる。
現在、オンライン万博パビリオンのブラウズ方式は、オンラインブラウズとダウンロード2種に分けられる。展示効果の複雑さによって、体験館、展示館、ブラウズ館の3種がある。すべての「万博ネット上バージョン」は、国境や時間制限を超えて、プロモーション、ガイド、教育、体験の四つの基本機能を実現する。現場で、デモンストレーターは「online.expo2010china.com」にアクセスすると、マウスに「乗って」、5.28平方キロの会場での3次元全景図を見下ろすことができ、200の国、地域と国際機関のパビリオンを漫遊できる。中国館を選んで、クリックすると、同パビリオンでの各種イベントがビデオで再生できる。各種模擬展示品をクリックすれば、真実の映像データにリンクできる。また、オンライン万博はブログ、メール、ゲームなど数種サービスも提供する。
上海万博局新聞宣伝部部長の徐威氏によると、万博はマルチメディアデジタルコンテンツをこれまでなく大量に運用する。たとえば、ソフト開発、デジタル映像、アニメ、ゲーム開発、ネットサービスなどには、デジタルコンテンツ企業の参加とサービスが必要だ。ここ5年来、上海デジタルメディア企業は2000社以上から9000社に増えたが、関係する人材は総量でも、素質でも万博の要求を満たせていない。調べによると、上海マルチメディア産業ゾーンには360社以上の企業が進出し、デジタルメディアトレーニング基地を設立し、技術者1100人以上を配備した。
(編集:曹 俊)
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