万博ネット23日付：２３日午前、上海市人民大会常務委員副主任、上海市総工会主席の陳豪氏ら一行が上海万博局へ視察に訪れた。

  上海万博執行委員会専門職副主任の鐘燕群女史が、視察団に上海万博の準備の進展を紹介し、万博の建設状況における生産競争活動について討論と交流を深めた。

  鐘女史が同行して、陳氏ら一行はまず、万博計画展示場を訪れ、その後、同展示場の屋上に昇り建設中の万博会場を眺めた。鐘女史によると、現在2010年上海万博の準備は主に３本のラインに沿って進められており、１は各国が上海万博のメインテーマである「より良い都市、より良い生活」に沿った展示がスムーズにできるような意思疎通の確立。２が、中国館、メインテーマ館の準備活動をしっかりすること。３が184日間開かれる万博で、各国の出展者、来場者に向けて質の良いサービスを提供できるような営業活動の準備――の三つである。

  上海万博の生産競争活動に話が及んだ時、鐘女史は「2010年上海万博は非常に重要な国家プロジェクトである。万博によって改革開放の成果と国力を示すことができると同時に、上海経済の持続的発展の基礎を打ち立てることでもある。この活動は建設作業に不断の革新をもたらす。団結の精神を発揮し、国のために栄誉を勝ち取ろう」と述べた。

  上海万博局の各作業責任者の準備活動に関する紹介を聞き、陳氏は大いに鼓舞されたようで、生産競争活動を通じて、万博を高水準で、質の高いものとするため、全力で貢献することを表明した。

  陳氏はまた、「上海には600万人の労働者がおり、みんなが万博の成功を期待しており、そのためには労働者の幅広い協力が必要である。労働者の質を上げ、かつ労働者の利益を保護し、積極性を高めて万博の成功へ向けて努力しなければならない」と、労働者の万博に対する協力を呼びかけた。

（編集　孫　凱軍）