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李克強総理、イギリスのキャメロン首相と中英首相年度会合
2014年 6月 18日17:24 / 提供:新華網日本語

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 中国国務院の李克強総理は6月17日、ロンドン・ダウニング街10番の首相官邸で、イギリスのキャメロン首相と中英首脳年度会合を行った。

 ロンドン 中国国務院の李克強総理は現地時間の17日午後、ロンドン・ダウニング街10番地の首相官邸でイギリスのキャメロン首相と中英首相年度会合を行った。双方は中英の全面的戦略的パートナーシップ建設10周年を機に、中英両国の関係が新たな段階に進むよう推進することで合意に達した。

 李克強総理はこのように表明した。中英は重要な影響力を備えた国家で、両国関係は非凡な過程を歩んできたが、各分野での交流や協力の成果は実りが多い。世界の多極化と経済のグローバル化が深く発展した今日、時代は英中関係により豊かな内包、より大きな舞台を与え、両国関係の互恵性、戦略性やグローバル性は一層際立っている。双方は相互尊重、平等な待遇の原則を基礎に、互いの重大な利益と関心に配慮し、両国関係の政治的基盤を絶え間なく固め、中英が共に成長し、包容・発展して、両国関係を加速?前進させるよう推進してゆく。

 李克強総理はこのように指摘した。中英は両国発展のプロセスと国情の特徴を結びつけ、成長、改革や革新を掴み所として、実務協力のレベルを更に高めねばならない。貿易規模を拡大するには、2015年に二国間貿易額1000億ドルの目標の実現に向けて努力する。原子力発電、高速鉄道、インフラ建設、都市化等の分野の協力推進に全力をあげ、中国側は中国企業によるイギリスの関連のプロジェクト建設への参与を奨励し、イギリス側が引き続き支援や便宜を提供してゆくことを希望する。金融協力のレベルを向上させ、人民元とポンドによる直接的な取引を実現させ、イギリスで人民元クリアリング銀行を設立し、中国資本銀行が年内にイギリスで支店を開設するようにする。中英の科学革新のための基金をしっかりと用い、科学技術革新、グリーン経済、医学、航空などの分野の協力を強化し、研究教育交流を緊密にして、イギリス側ができるだけ早く具体的な措置を講じ、中国に対する民間のハイテク貿易を促進させるよう望んでいる。両国の人文交流を強化し、中英協力の力を強大にさせ、イギリス側による中国公民のイギリスビザ申請手続きの簡略化を講じた措置を賞賛する。

 キャメロン首相は李克強総理による両国の協力深化に対する提案に賛同した。キャメロン首相はこのように表明した。英中の全面的戦略的パートナーシップの建設10周年以来、各分野の協力は実り多い成果を獲得してきた。中国の出現は世界的な意義を備えている。イギリス側は英中関係をきわめて重視し、中国側と互いに尊重し、誠実に対話して、経済貿易、金融、教育、科学、原子力発電、高速鉄道などの分野での協力を深化させるよう望んでいる。より多くの中国企業がイギリスで投資し、より多くの中国人学生がイギリスへ留学してくれるのを歓迎する。

 李克強総理はこのように表明した。中国は世界平和と地域安定の堅固な擁護者だ。中英は同様に国連安全保障理事会の常任理事国で、国際と地域事務における疎通と協力をいっそう強化し、グローバル貿易投資の自由化と利便化を共に促進し、世界平和と繁栄を促進させねばならない。

 キャメロン首相は、両国は国際事務の中で欠かせないパートナーだ。イギリスは開放的で、自由な貿易投資政策を励行しており、欧中投資協定の交渉や欧中自由貿易区の建設を積極的に推進することを望んでいると表明している。

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