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李克強総理の欧州歴訪、原発や高速鉄道で協力推進
2014年 6月 16日10:52 / 提供:人民網日本語版

 外交部(外務省)は12日、李克強総理の英国、ギリシャ歴訪と中英首相年次会談の開催について、国内外プレス向けブリーフィングを行った。高燕商務副部長(商務次官)が経済・貿易協力面の目玉について説明した。外交部ウェブサイトが伝えた。

 現在、英国は中国にとってEUで第3の貿易パートナー、第2の実質投資元、対外投資の主要目的国だ。中国商務部(商務省)の統計によると、中英の二国間貿易額は2010年の500億ドル余りから2013年には700億ドル余りへと、年平均12%近く増加した。中国の対英実質投資ストックは2008年の8億4000万ドルから2013年には123億7000万ドルへと15倍に増加した。

 中英協力は過去の単なる商品貿易協力から、インフラ、金融サービス、省エネ、環境保護、自動車、航空、医療、年金、持続可能な都市など各分野の協力にまで徐々に発展してきた。現在はサービス貿易協力を開拓し、発展させ、原子力やハイテクなどインフラ分野の協力を推進し、双方協力の潜在力をさらに掘り起こすべきだ。 英国がEUに対中輸出規制の緩和を促し、貿易救済措置の発動を自制し、中国・EU自由貿易協定(FTA)のフィージビリティスタディを共同で推し進め、中国とEUの貿易発展に良好な環境を整えることを希望する。(李克強総理のギリシャ訪問での経済・貿易面の成果について)双方は物流、エネルギー、船舶、不動産、ワインやオリーブオイルの輸入など各分野で協力協定に調印し、両国の市場開放を推し進め、両国企業と商業投資促進機関、商業団体、協会の協力を奨励する。中国側はギリシャの民営化事業への実力ある中国企業の参加を支持する。

 

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