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中国外務省、防空識別圏に関する日本側発言に反発
2013年 12月 11日17:29 / 提供:中国国際放送局

 中国外務省の洪磊報道官は11日、定例記者会見の中で、「東海で防空識別圏を設定することは、中国の正当な権利で、国際法と国際的慣行に沿ったものだ。日本側は適切な態度をとり、言いがかりや挑発などを止め、対話を通して意見の食い違いをコントロールできるよう、環境を作っていくべきだ」と述べた。 

 日本の岸田文雄外相による「中国の東海防空識別圏の設定は現状を一方的に変えている」との発言について、洪報道官は「日本は釣魚島問題において誤った立場にあり、中国側を批判するのは筋が通らない。釣魚島問題や東海問題のトラブルの発端となり、現状を変えているのは、まさに日本そのものである。中国は関連の国際法と国際的慣行に基づき、東海の防空識別圏を効率的に管理している。同時に、中国は平等と相互尊重を基本に、関連国家と技術面で交流を保ち、関連空域の飛行の安全と秩序を共に維持していきたい」と話した。

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