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中国の空母「遼寧」、南中国海での試験と訓練に出発
2013年 11月 27日16:55 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京11月27日】中国初の空母「遼寧」は26日、山東省青島の母港を出発し、海軍ミサイル駆逐艦「瀋陽」「石家荘」とミサイル護衛艦「煙台」「イ(さんずいに維)坊」に伴われ、南中国海に向かった。南中国海付近の海域で科学研究試験と訓練を行う。

 就役以来、初めて海域を跨いで行う試験と訓練で、装備の性能検証を目的としている。「遼寧」は海軍に配備されてからこの1年余り、艦載機の発着、駐艦飛行、短距離滑走離陸、艦載機最大重量発着、複雑な気象条件下の連続発着など、さまざまな試験と訓練が行われ、一連の成果を収め、今後の試験と訓練のための基礎が固められた。

 「遼寧」は現在も試験・訓練段階にあり、今回の南中国海での試験は計画内の通常のものである。

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