【新華社北京8月21日】8月14日以来、中国東北部の広い地域では大雨に見舞われ、一部地域では豪雨となり、洪水などの自然災害を引き起こした。8月19日16時現在、東北部の遼寧、吉林、黒竜江の3の省、111の県（区、市）では、被災者数が373万7000人に上り、そのうち85人が死亡、105人が行方不明となった。36万人が緊急避難しており、倒壊とひどく損壊された部屋は６万軒余りに達し、農作物の被災面積は787万200０ヘクタールとなって、直接経済損失額は161億4000万元に達した。

　これを受けて、習近平国家主席は次のような重要な指示を発表した。各地の広大な幹部と大衆は迅速的に行動して、積極的に救援の活動に参加し、被災の一層大きなことを避けるように努力しなければならない。現在、増水期は過ぎたが、東北部の3の省の秋も厳しい情勢になりそうだ。気を弛めず、災害と最後まで戦っていかなければならない。住民の生命の安全確保を第一に、行方不明者の捜索 救援に全力を挙げると共に、被災地域の住民の避難や避難者の生活をサポートし、被災地の住民の秋と冬の生活をちゃんと手配し、被災地の復興活動を推進していくべきだ。