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兪正声氏、チベット視察で社会主義の新チベット建設を強調
2013年 8月 8日13:12 / 提供:新華網日本語

 中国の兪正声共産党中央政治局常務委員 人民政治協商会議全国委主席は1日から6日までチベットを視察し、その中でチベットに対する中央の一連の方針?政策を真剣に貫き、実行に移し、法によってチベットを治め、長期にわたりチベットを築く思想を確立し、中国の特色とチベットの特徴のある発展の道を歩み、チベットの経済?社会の飛躍的発展と末永い安定をはかり、社会主義の新チベットを築く事業を前進させなければならないと強調した。   

 兪正声氏はラサ市とナッチュ地区を訪れ、大学や企業、農村牧畜地区、チベット仏教寺院を見学し、何度も座談会を開き、各民族幹部・大衆と発展、安定について話し合った。   

 視察の中で兪正声氏は次のように指摘した。発展がチベットのすべての問題を解決する根本であり、カギである。インフラ整備に力を入れ、特色ある優位産業を育て、生態環境整備と環境保護を推進し、経済・社会を新たな段階に発展させなければならない。民生の改善を発展の質をはかる重要な基準とし、職業教育、バイリンガル教育を重視し、雇用対策に取り組み、大衆が差し迫って必要な事の解決に力を尽くし、各民族大衆が改革?発展の成果を共有するようにしなければならない。   

 兪正声氏は寺院を訪れ、僧侶や寺院駐在幹部と親しく話し合い、次のように述べた。祖国が強大になり、社会が発展し、大衆の生活が改善されてはじめて、チベット仏教は健全に発展できる。ダライ?ラマ14世が主張する「大チベット区」や「高度自治」は中国の憲法 法律に完全に反し、チベット仏教の根本的利益にも反している。チベット仏教界はダライ集団の祖国分裂をはかる本質を見抜き、祖国統一、民族団結、チベットの調和・安定を断固守らなければならない。党の民族・宗教政策を全面的に貫き、実行に移し、「三つの離れない(漢族は少数民族から離れず、少数民族は漢族から離れず、各少数民族は互いに離れない)」教育を強化し、宗教が社会主義社会に適応するよう積極的に導き、民族の団結をはかり、社会の調和と安定を守るための好ましい環境を築かなければならない。   

 兪正声氏は武装警察部隊チベット総隊の将兵と会い、慰労した。

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