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中国の海洋管理体制に歴史的な転換
2013年 4月 2日10:35 / 提供:

 

 中国国家海洋局が発表した情報によると、中国海監50、26、66からなる中国の海監船隊は2013年4月1日、中国の釣魚島領海をパトロールした。パトロールの過程で、中国の海監船巡航編隊は、釣魚島とその付属する島嶼は古来、中国の固有の領土であると厳正に声明し、中国の領海から直ちに退去するよう日本側の船舶に求めたという。新華社が伝えた。 

 同局の再編は、中国の海洋管理体制および業務メカニズムに歴史的な転換が生じたことを示す。再編後の中国国家海洋局は、劉賜貴氏が局長を務め、党組織書記と中国海警察局の政治委員を兼任する。   

 劉局長は注目を集めている海洋の権益維持について、「釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)の権益維持に向けた巡視を常態化させ、黄色島(スカボロー礁)を守り、情勢のコントロールを実現する。黄海、東シナ海、南シナ海で、正常な巡視?法執行業務を維持する」と語った。 

(編集z)

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